製造販売・効能等追加承認(2021/1/22)
製造販売
エムガルティ皮下注120mgオートインジェクター、シリンジ
一般名 :ガルカネズマブ
効能効果:片頭痛発作の発症抑制
用法用量:初回240mg、以降は1カ月間隔で120mg
禁忌 :過敏症
重大な副作用:過敏症
頻度の高い副作用:注射部位反応(14.9%)、注射部位疼痛(10.1%)
相互作用:ーーー
食事の影響:ーーー
注意点 :発作治療薬ではない。投与30分前に冷蔵庫から出して室温に戻す。注射部位は腹部、大腿部、上腕部、臀部。
忘れたら:可能な限り速やかに投与し、その日から1カ月間隔にする。
ソグルーヤ皮下注5mg、10mg
一般名 :ソマプシタン
効能効果:成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)
用法用量:1.5mgを開始用量として、週1回皮下注射。最高8.0mg。
禁忌 :過悪性腫瘍、妊婦
重大な副作用:甲状腺機能亢進症、糖尿病(耐糖能低下)
頻度の高い副作用:頭痛、めまい、関節痛、疲労、体重増加
相互作用:CYP3Aによるクリアランスを増加させる可能性あり
食事の影響:ーーー
注意点 :大腿部、腹部等に皮下注射する。冷蔵保存、使用開始後は6週間以内に使用。
忘れたら:予定日から3日以内であれば気づいた時点で投与し、その後は予定されていた曜日に投与する。3日を過ぎていたら次回投与する。
エドルミズ錠50mg
一般名 :アナモレリン
効能効果:非小細胞肺癌、胃癌、膵癌、大腸癌における悪液質
用法用量:100mgを1日1回、空腹時
禁忌 :うっ血性心不全、心筋梗塞、狭心症、高度の刺激電動系障害、CYP3A4系薬剤、中等度以上の肝機能障害、消化管の器質的異常による食事摂取が困難な患者
重大な副作用:刺激伝導系抑制、高血糖、肝機能障害
頻度の高い副作用:高血圧、尿たんぱく、頭痛、倦怠感、悪心、下痢
相互作用:CYP3A4で代謝される
食事の影響:空腹時に比べ、食事2時間後に投与するとCmax0.31倍、AUC0.49倍へ低下
注意点 :体重増加や食欲改善が認められない場合、3週間後を目途に原則中止
忘れたら:添付文書に記載なし
マスーレッド錠5mg、12.5mg、25mg、75mg
一般名 :モリデュスタット
効能効果:腎性貧血
用法用量:赤血球造血刺激因子製剤で未治療の場合、1回25mgで開始。切り替えの場合、1回25mgまたは50mgで開始。透析患者の場合、1回75mgで開始。いずれも1日1回食後、最高1回200mg。
禁忌 :妊婦
重大な副作用:血栓、間質性肺疾患
頻度の高い副作用:鉄欠乏
相互作用:UGT1A1の基質
食事の影響:空腹時に比べて食後投与ではAUC23.3%、Cmax41.1%低下。tmax1時間遅延。
注意点 :ヘモグロビンの必要以上な上昇に注意。造血に鉄が必要なことから、必要に応じて鉄の補充。透析で除去されない。
忘れたら:添付文書に記載なし
アルンブリグ錠30mg、90mg
一般名 :ブリグチニブ
効能効果:ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
用法用量:1日1回90mgを7日間。その後、1日1回180mg。
禁忌 :過敏症
重大な副作用:間質性肺疾患、膵炎、肝機能障害
頻度の高い副作用:高血圧、下痢、CK上昇、発疹
相互作用:CYP3A4で代謝。CYP3A阻害・誘導の強い薬剤は併用を避ける。
食事の影響:高脂肪食後は空腹時に比べ、Cmax0.87倍、AUC0.98倍
注意点 :間質性肺疾患の初期症状があらわれた場合には、速やかに受診するよう指導。妊婦には有益性投与だが、妊娠の可能性がある人には避妊指示。
忘れたら:添付文書に記載なし
カルケンスカプセル100mg
一般名 :アカラブルチニブ
効能効果:再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)
用法用量:1回100mgを1日2回
禁忌 :過敏症
重大な副作用:出血、感染症、骨髄抑制、重篤な不整脈、腫瘍崩壊症候群、間質性肺疾患
頻度の高い副作用:頭痛、下痢、挫傷、疲労
相互作用:CYP3Aで代謝。CYP3A阻害・誘導の強い薬剤は併用を避ける。胃内pH上昇により溶解度が低下するため、PPIは避ける。制酸剤・H2ブロッカーは間隔をあける。オレンジジュースとともに飲まない。
食事の影響:高脂肪食後は空腹時に比べ、Cmax0.31倍、AUC0.93倍
注意点 :相互作用多い
忘れたら:添付文書に記載なし
オラデオカプセル150mg
一般名 :ベロトラルスタット
効能効果:遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制
用法用量:12歳以上、150mgを1日1回。
禁忌 :過敏症
重大な副作用:肝機能障害、QT延長
頻度の高い副作用:腹痛、下痢、鼓腸
相互作用:CYP2D6,3A4で代謝されるが、回避指示はない
食事の影響:高脂肪食後は空腹時に比べ、tmaxが3時間遅延したが、Cmax、AUCに変化はなし
注意点 :ーーー
忘れたら:添付文書に記載なし
サルプレップ配合内用液
一般名 :記載なし
効能効果:大腸内視鏡検査時の前処置における腸管内容物の排除
用法用量:検査前日か当日に1回480mLを30分かけて服用する。その後、水かお茶1Lを1時間かけて飲む。以降、検査当日に排泄液が透明になるまで240mLあたり15分かけて投与し、投与後は水かお茶500mLを飲む。合計960mLまで。
禁忌 :胃腸管閉塞、腸管穿孔、胃排出不全、重度の腎機能障害
重大な副作用:腸閉塞、低Na血症、虚血性大腸炎、マロリー・ワイス症候群、失神、高Mg血症
頻度の高い副作用:悪心、期外収縮、尿たんぱく
相互作用:Mgイオンによるキレートに注意、テトラサイクリン・フルオロキノロン系抗菌剤、鉄剤、ジゴキシン、クロルプロマジン、ペニシラミン等
食事の影響:ーーー
注意点 :ーーー
忘れたら:添付文書に記載なし
効能等追加
イグザレルトドライシロップ小児用51.7mg、103.4mg
2.6kg以上12kg未満の小児への用法追加
ノベルジン顆粒5%
10kg未満の小児への用法追加