さくっと新薬

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製造販売・効能等追加承認(2022/03/28)

製造販売

カログラ錠120mg

一般名 :カロテグラストメチル

効能効果:中等症の潰瘍性大腸炎(5-アミノサリチル酸製剤による治療で効果不十分な場合)

用法用量:1回960mgを1日3回食後

禁忌  :妊婦、重度の肝機能障害

重大な副作用:進行性多巣性白質脳症(PML)

頻度の高い副作用:肝機能異常、頭痛、悪心、関節痛、上気道炎

相互作用:CYP3A4を阻害する。また活性代謝物はOATP1B1及びOATP1B3の基質

食事の影響:カロテグラストメチルのCmax及びAUCは食事に33.8%、20.9%低下し、カロテグラストのCmax及びAUCは食事により18.5%、2.4%低下。

注意点 :PMLの発現リスクを低減するため、投与期間は6カ月までとする。6カ月以内に寛解したらそこで終了する。再投与する場合は8週間以上あけること。維持療法には使用しないこと。吸湿性が強い。

忘れたら:記載なし。

ケレンディア錠10mg、20mg

一般名 :フィネレノン

効能効果:2型糖尿病を合併する慢性腎臓病(末期腎不全又は透析施行中の患者を除く)

用法用量:1日1回、eGFRが60以上なら20mg、eGFRが60未満なら10mgから投与開始し、血清カリウム値、eGFRに応じて、投与開始から4週間後を目安に20mgへ増量する。

禁忌  : イトラコナゾール、リトナビル、アタザナビル、ダルナビル、ホスアンプレナビル、コビシスタット、クラリスロマイシン、投与開始時に血清カリウム値5.5mEq/Lを超えている患者、重度の肝機能障害、アジソン病

重大な副作用:高カリウム血症

頻度の高い副作用:低血圧、糸球体ろ過減少

相互作用:CYP3A4にて代謝されるため、CYP3A4との相互作用が強い薬は禁忌

食事の影響:食後に単回経口投与したとき、空腹時投与時と比較してAUCは21%増加し、Cmaxは19%低下した。空腹時投与でバイオアベイラビリティは44%

注意点 :高カリウム血症があらわれることがあるので、原則として血清カリウム値が4.8以下の患者に投与開始。投与開始時・再開時・増量から4週後にカリウム測定をし、その後も定期的に測定。降圧作用に基づくめまいあり、運転注意。

忘れたら:記載なし

ジスバルカプセル40mg

一般名 :バルベナジン

効能効果:遅発性ジスキネジア

用法用量:1日1回40mg。最大1日80mg。

禁忌  :先天性QT延長又はTorsades de pointesの既往

重大な副作用:傾眠・鎮静、重篤な過敏症、錐体外路障害、悪性症候群

頻度の高い副作用:倦怠感、

相互作用:未変化体はCYP3Aで代謝され、活性代謝物は主にCYP2D6及びCYP3Aで代謝される。P-gpを阻害する。

食事の影響:バルベナジンは食後投与は空腹時と比較してCmax54%、AUC87%

注意点 :1日1回40mgを1週間以上投与し、忍容性があり、効果不十分な場合に増量を検討。空腹時は食後よりBAがあがるため、用量調整の前後で服用条件を変えないこと。傾眠、鎮静のため運転禁止。

忘れたら:記載なし

セムブリックス錠20mg、40mg

一般名 :アシミニブ

効能効果:前治療薬に抵抗性又は不耐容の慢性骨髄性白血病

用法用量:1回40mgを1日2回、空腹時に経口投与

禁忌  :過敏症

重大な副作用:骨髄抑制、膵炎、QT間隔延長、感染症、血管閉そく性事象

頻度の高い副作用:頭痛、悪心、発疹、疲労

相互作用:CYP2C9を阻害する

食事の影響:Cmax、AUCは空腹時に対して、低脂肪食摂取後で0.652と0.700、高脂肪食摂取後で0.318と0.377

注意点 :25℃以下で保管。食後で血中濃度がさがるため、食事の1時間前から食後2時間の間の服用はしない。

忘れたら:記載なし

効能等追加

ジセレカ錠100mg、200mg(フィルゴチニブ)

中等症から重症の潰瘍性大腸炎の治療および維持療法(既存治療で効果不十分な場合)の効能追加

タリージェ錠2.5mg、5mg、10mg、15mg(ミロガバリン)

神経障害性疼痛へ効能変更