製造販売・効能等追加承認(2021/6/23)
製造販売
アイモビーグ皮下注70mgペン
一般名 :エレヌマブ
効能効果:片頭痛発作の発症抑制
用法用量:70mgを4週間に1回皮下投与
禁忌 :過敏症
重大な副作用:重篤な便秘
頻度の高い副作用:注射部位反応、傾眠、便秘
相互作用:ーーー
食事の影響:ーーー
注意点 :頭痛発作の軽減などにより日常生活に支障をきたさなくなった場合は、中止を考慮する。発作治療薬ではない。重篤な合併症を伴う便秘が発現するおそれがある。投与30分前に冷蔵庫から取り出し、室温に戻す。激しく振らない。上腕、腹部、大腿部へ投与。遮光を保つため、外箱に入れた状態で保存する→箱のまま調剤。
忘れたら:可能な限り速やかに投与を行い、以降はその日を起点として4週間に1回投与する。
エブリスディドライシロップ60mg
一般名 :リスジプラム
効能効果:脊髄性筋萎縮症
用法用量:2か月以上2歳未満には0.2mg/kg、2歳以上の体重20㎏未満では0.25mg/kg、20kg以上では5mgを1日1回食後。
禁忌 :過敏症
重大な副作用:ーーー
頻度の高い副作用:発疹、上気道感染、皮膚変色
相互作用:ーーー
食事の影響:食後投与は空腹時に比べて、Cmax1.2%上昇、AUC5.4%低下
注意点 :口腔内に残るのを防ぐため、服用後に水を飲ませる。溶液に調製してから交付する。吸入しない、手袋を着用し、皮膚や粘膜に触れないよう注意する。調製した溶液は冷蔵保管し他の容器に移し替えない。調製後64日以内に使用する。専用ディスペンサーで服用させる。調合乳・母乳に混ぜない。
忘れたら:予定時間から6時間以内であれば速やかに服用。6時間をこえた場合は翌日の予定時間。
ベリキューボ錠2.5mg、5mg、10mg
一般名 :ベルイシグアト
効能効果:慢性心不全で、標準的な治療を受けている患者
用法用量:1回2.5mgを1日1回食後から開始し、2週間間隔で1回5mgおよび10mgへと段階的に増量する。
禁忌 :リオシグアト投与中
重大な副作用:低血圧
頻度の高い副作用:めまい、頭痛、悪心
相互作用:禁忌、リオシグアト(アデムパス)。PDE5阻害剤、硝酸剤、NO供与剤は併用注意。
食事の影響:高脂肪・高カロリー食後は空腹時に比べtmaxが4時間に延長。5mgはAUC19%、Cmax9%上昇し、10mgはAUC44%、Cmax41%上昇。
注意点 :めまいのため、運転注意。
忘れたら:添付文書に記載なし
レベスティブ皮下注用3.8mg
一般名 :テデュグルチド
効能効果:短腸症候群
用法用量:1日1回0.05mg/kgを皮下注射
禁忌 :胃腸、肝胆道、膵臓に悪性腫瘍のある患者。5年以内にそれらの既往がある患者。
重大な副作用:腸ポリープ、腸閉そく、胆道障害、膵疾患、体液貯留
頻度の高い副作用:腹痛、注射部位反応、消化管ストーマ合併症
相互作用:ーーー
食事の影響:ーーー
注意点 :本剤の作用により、経口剤の吸収を高める可能性あり。保存剤を含有していないため、調整後は3時間以内に使用。腹部、大腿部、上腕部。
忘れたら:添付文書に記載なし
ツイミーグ錠500mg
一般名 :イメグリミン
効能効果:2型糖尿病
用法用量:1回1000mgを1日2回朝夕。
禁忌 :過敏症、重症ケトーシス・糖尿病性昏睡・前昏睡・1型糖尿病、重症感染症・手術前後・重篤な外傷
重大な副作用:低血糖
頻度の高い副作用:悪心、下痢、便秘
相互作用:糖尿病薬、血糖降下作用を増強・減弱する薬剤
食事の影響:ーーー
注意点 :ビグアナイド系と一部作用機序が重なるため、薬剤選択に注意。
忘れたら:添付文書に記載なし
タズベリク錠200mg
一般名 :タゼメトスタット
効能効果:再発又は難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫(標準的な治療が困難な場合に限る)
用法用量:1回800mgを1日2回
禁忌 :過敏症
重大な副作用:骨髄抑制、感染症
頻度の高い副作用:悪心、味覚異常、脱毛症
相互作用:CYP3A4で代謝され、CYP3A4を誘導する。CYP2C8を阻害する。CYP3A阻害剤(フルコナゾール、ボリコナゾール、クラリスロマイシン等)、グレープフルーツジュースは可能な限り併用を避ける。
食事の影響:絶食に比較して摂食下ではtmaxが3時間遅延した。
注意点 :グレープフルーツジュースを避けるよう記載あり
忘れたら:添付文書に記載なし。
ハイヤスタ錠10mg
一般名 :ツシジノスタット
効能効果:再発又は難治性の成人T細胞白血病リンパ腫
用法用量:1日1回40mgを週2回、3又は4日間隔で食後
禁忌 :過敏症、妊婦
重大な副作用:骨髄抑制、間質性肺疾患、感染症、不整脈、QT延長
頻度の高い副作用:下痢、悪心、倦怠感、体重減少、食欲減退、味覚異常
相互作用:CYP3A4により代謝される。強いCYP3A阻害剤、抗不整脈薬、QT延長のある薬剤は併用を避けることが望ましい。
食事の影響:高脂肪食後は空腹時に比べ、Cmax0.757、AUC1.094でtmaxは2.5時間遅延した。
注意点 :ーーー
忘れたら:添付文書に記載なし。